子育ては楽しい思い出だけではない。
けれど、楽しいことしか思いだせない。

生まれてすぐ、妻は実家暮らし。
しばらくして、帰ってくると
妻がぽつり、「家のほうが安らぐ」と。

私が赤ちゃんをお風呂に入れたり
おむつを替えたり、ミルクを作り
赤ちゃんにあげたり、げっぷをさせたりした。

だから、妻はゆっくりできたのだろう。

子ども達が生まれたとき、
私は、独立準備期間だったので
精神的に大変だったが、
赤ちゃんの世話をして言うときは
いやなこと忘れたので、
その点では、よかった。

保育園へ行きだしたとき、
私は独立していたので、
時間的にも余裕ができた。

子ども達を保育園へ送り
また、夕方になると、迎えに行った。

子ども達のいない間は、
見積書や申込書の作成。
お客様に商品の説明、契約などをしていた。

自営業なので、時間的に融通が利いたから
子育てに参加できた。

毎日、子ども達を送り迎えするので
園長からお話があった。
それは、「会長になって下さい！」と。

誘われたら、いやといわない性格なので
引き受けてしまった。

それが、子ども達が卒園するまで続いた。

お祭りの準備したり、
運動会などであいさつしたりと大忙しだった。

卒園式のわたくしの挨拶が
心に刺さったと多くの先生に後から言われた。